10月9日、10日に市島町内の寺院さん、総代さんたちと比叡山延暦寺方面へ研修旅行に出かけました。
さすが、天台宗の総本山。修行のお寺であり、日本仏教の母と言われるだけあり、静寂の中に凛としたものを感じました。
根本中堂には伝教大師最澄のともした燈が、1200年の時を超えて今も揺れ続けています。比叡山のお坊さんたちが、誰が当番というわけではく、常に燈明を絶やさないようにと、誰かが油を注いでおられるそうです。決して油を断ってはならぬということから、「油断大敵」ということばは生まれたとか…。
大切なものは、あまり人に知られず、目に見えないものです。この燈のように、ひっそりと、それでも明明と教えを引き継いでいきたいものだと思いました。
お大師さん(弘法大師空海)と交流もあったであろう師の教えにも想いを馳せながら、合掌しました。
いわとの寺にも、知らない間に秋が、そっと、確実に訪れていました。
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